犬や猫のペット保険で本当におすすめなのはどこ?

犬や猫のペットの寿命が延び、人間と同じように高齢化が進んでいます。

年を重ねると何かしらの病気を引き起こしてしまうペットも多くいます。

その一方でペット保険に加入している人は少ないのが現状です。

いざ動物病院で診てもらうと人間のように保険加入がない場合、全額実費になるため高額になることもあります。

今回のモノベストでは、ペット保険の必要性についてご紹介します。

日本のペット保険加入率は10%未満

ペット保険はスウェーデンで誕生し、スウェーデンでは約40%の飼い主が保険に加入しています。

しかし、日本においての加入率は約10%に満たしておらず、ペットの病気や怪我で高額な治療費に驚く飼い主も少なくありません

実際に保険に加入しているペットのうち、約6割以上が病院を訪れたことがあるというデータがあります。

加入率の低さの原因として、プランや補償内容の意味がわかりづらいという点があるようです。

ペット保険は本当に必要か

最近ではペットフードも栄養価が高くなり、アレルギーや年齢、療養に対応したフードが登場しています。

また室内犬のペットが増えたため、病気の罹患率が減り、比例してペットの寿命も延びています

犬の平均寿命は14.29歳で猫は15.32歳です。

余談ですが2018年にペットの数が犬の数より猫の数が上回ったようです。

長く一緒に居られるのはとても喜ばしいことですが、犬や猫に限らず動物は人間の何倍ものスピードで歳を取っていきます

10歳を超えてくると徐々に体や行動に変化が生じてくるのは避けられません。

私もミニュチュアダックスフンドを16年間過ごしましたが、高齢になると寝ている時間が増え、1年数回は動物病院に通ってました。

一度、大手術を行い手術代だけで30万円、検査や入院代などで高額な費用を支払った経験があります。※保険加入はしてませんでした。

健康で長生きして欲しいからこそ、ペットと飼い主にとっても安心できるペット保険は加入するのが望ましいのではないでしょうか。

ペット保険のプランと掛け金相場

現在、国内でペット保険を扱っている保険会社は15社です。(損害保険会社4社、少額保険会社11社)になります。

最近はペットショップなどでペット購入時に保険の加入がついてくるケースが多くなりました。

基本的にペット保険の保険内容は、通院・入院・手術を補償になり、ケガや病気の通院費や入院費・通院費・特約などがついてきます。

ペット保険加入をご検討の方は、以下を必ず確認してくださいね。

年齢制限

保険会社により違いがありますが、 7歳まで等の年齢制限がないかの確認が重要。※高齢になると加入できない場合があります。

過去に高齢でも加入可能な保険会社でしたが、金額に関しての記載がなく問い合わせをしたところ、高額な掛け金だったなどのドラブルもあります。

補償割合

補償割合は掛け金で変わり、多いのが50%~70%になります。

50%を選べば治療費の半額を自己負担することになり、70%にしておくと負担は30%に抑えられますが月々の掛け金は割高になります。

補償対象外

地震や噴火、津波などの自然災害でケガや病気をしても、補償はなく支払いはありません。

ワクチン、予防接種、妊娠、出産、帝王切開、サプリ、などは補償対象外です。

加入条件

保険加入時に必ず現在の病気や健康状態、年齢を告知すること。

ちなみに加入前からの病気やケガについての補償は一切ありません。

保険の掛け金

気になる掛け金の相場は保険会社により差はありますが、下記のような金額が一般的な相場になります。

・3歳まで1,500円前後
・5歳まで2,000円前後
・8歳まで5,000円前後

猫よりも犬の方が掛け金は若干高くなる傾向にあり、1年毎に更新する場合は掛け金が変動するケースがありますので確認しておきましょう。

また、高齢のペットに関しての掛け金を記載していない場合が多いので保険会社に直接確認することをおすすめします。